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最後の探究の時間

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 2年間にわたって取り組んできた「探究」ですが、昨日が最終日でした。そこで、集大成の場として研修旅行の発表とアカデミックプロジェクトの発表会を行いました。 沖縄 奄美 東北 マレーシア 韓国 法学政治学 商学経済学 グローバル STEAM 文化活動 そして、最後は研修旅行のフォトコンテストの表彰式も!商品は各地のお土産詰め合わせセットでした🍪🍬豪華!  この日のために発表準備に力を注いでくれた皆さん、司会の2名、ありがとうございました! どれも問いの立て方や検証の仕方が面白く、聞いていてワクワクする1時間でした。   ~皆の感想より~ ■沖縄の班が発表していた「米軍基地をなくすべきか」という問題はニュースでもよく見るテーマだったので、実際に現地に行った人から見たり、感じたりしたことを聞くことができて良かったです。様々な面から考えなくてはならず、改めて沖縄の米軍基地問題は難しい問題であると感じました。 ■ロードキルの原因は人間が道路を作ったことだけでなく、ハブから逃げるために拓けた場所にいるというアマミノクロウサギの性質も重なっているとわかった。また、ハイビームのほうがよく見えて良いのかと思ったが、ロービームにするほうが良いと現地の人がおっしゃていた事を知り、現地の人に聞くことはすごく大切だなと思った。 ■東北では白石城をメタバース化することや、有名なキャラクターとのコラボなど地域復興について提案していたのが良かったです。雪合戦やプロジェクションマッピングも、人を呼べるアイディアでとても面白いと思いました。 ■マレーシアの発表が特に私は印象に残りました。最後のムービーも本格的でCMみたいで、マレーシアの様子をよく感じることができて、是非マレーシアに行ってみたいなと思うことができました。 ■どの発表もスライドを工夫していてついつい食い入るように見てしまうほどでした。特に、韓国コースの発表は私にも聞き馴染みのあるルッキズムをテーマに韓国と日本の自己肯定感を比較していて、なぜ日本の若者の自己肯定感が低いのかがよくわかりました。 ■ 特に面白いなと思ったのは法学のチームで、校則という私たち高校生にとって最も身近といっても過言ではない題材を取り上げ、先生にインタビューを行い、生徒会への意見書の作成まで行う行動力に圧倒されました。 ■ 一番個人的に...

PBL発表会・皆の感想より

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 PBL発表会を聴いて皆さんから寄せられた感想を紹介します。   来年、後輩に刺激を与えるのはあなたかもしれません!   【全体の感想】 📝1、2年生の授業でやったことを取り入れている人も多くて学びを活かせる機会なのだと思った。それぞれ独創性のあるテーマで面白かった。 📝自分が来年どのような研究をしたり論文を書いたりすれば良いのか全く想像もついていませんでしたが、実際に先輩のクオリティの高い発表を見て、自分が楽しんで追究できる探究を来年していきたいと思えました。 📝どの発表も自分の好きなことや気になることをテーマにしていたため、自分も来年度実際に論文を書く時には好きなことをテーマにするようにしたい。1年後、後輩たちの見本となるような論文を書けるように、自分なりに工夫した論文を作りたい。 📝全部自分でテーマやどのように研究するかを決めてそれを実行するのがまずすごいと思った。初心者の僕らにもわかりやすい説明だった。 📝私が思っていたよりも研究に力が入っていて少し自分で書くのが不安になりました。しかし、今回の発表はどれも面白く、自分でそこまで突き詰めてみたいという気持ちも生まれたので春休みに書籍を読み込んで研究について考えていきたいです。 📝来年理コースに進みます。理コースのお二人の研究は必ずしも「新しい視点」というわけではなく、「今あるものをよりよくするために」という意味が強いように思えましたた。わたしもテーマ決定をする上で、日常の中での気づきを大切にしていきたいと思いました。   【卒論「『君に届け』論」】 📝読んだことのある作品だったので、そのような捉え方ができるのだと新たな視点で面白かったです。悪意のある支配ではなく無意識的な支配が働いていると、支配されている側も気づかないと言うことが印象的でした。テーマの設定理由も、説明していただいて来年の参考になりました! 📝『君に届け』を、シンプルな青春恋愛ストーリーとしてしか見ていなかったけど、パターナリズムという視点を取り入れ分析することで、そのストーリーの裏に支配構造が隠れているのではないかという新たな見方ができるということがすごいと思った。 📝私も少女漫画をよく読むのですが、よく考えずに雰囲気を味わっていただけだったので今回の発表を聞きとても刺激を受けました。私...

PBL発表会開催

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 今年度最後のLHRでは、「PBL発表会」と称して3年生の卒論(文コース)&理数探究(理コース)の発表を皆で聴きました。   ※昨年度もありましたね、詳しくは こちら  覚えていますか?昨年度は東日本大震災の語り、ラーメン二郎論、学食アプリ開発についての発表を聴きましたね   本日は4名の先輩が研究の成果を披露してくださいました。 1⃣『君に届け』論~「優しさ」と無意識の「支配性」について~【卒論】 まずは、どうやってテーマ選定をしたのかということについてのお話がありました。時間をかけて取り組むからこそ「好きなこと・ものと向き合う」ことが大切だということ。皆の心に響いたのでは。  そして分析の紹介を。主人公の傍らで応援する男子の言動に着目すると、そこには「優しさ」だけではなく「自分の思い通りにしたい」支配欲も窺える…!そんな読み方もできるの⁉と聞いていて驚いた人も多かったのでは。 結局、主人公のアイデンティティは彼の存在を基盤とすることでしか成り立っていない、と指摘。「文学国語」の授業で学んだ「家父長制」の考え方から「パターナリズム」を援用しようと思いついたというAさんですが、授業で学んだ理論×好きなもの(漫画)、という組み合わせで新たな読みを構築できていました。   2⃣明治前期の〈質物帳〉から考察する質屋利用の実態~武蔵国多摩郡上恩方村の菱山質屋に着目して~【卒論】 続いては、御祖父母のお家がもともと質屋を営んでいたことから、お家に遺っている明治前期の質物帳について研究してみたいと考え、論文執筆に取り組んだHさんの発表を聴きました。  質屋は人々から担保を取り上げる存在として否定的に捉えられがちですが、けっしてそうではなく、経済変動に柔軟に対応し、人々の生活を支える存在として機能していたことを記録から明らかにしました。 質物帳の翻字の際には、古典の授業で習ったくずし字読解がとても役に立ったとのこと。それでも読めないときは、博物館の学芸員さんを訪ねたそうです。当時の記録を追うことで、先人の方々の息遣いを生々しく感じられるような面白さを味わえたのではないでしょうか。史料を丹念に読み解いた力作でした。   3⃣迷惑メールフィルタの作成【理数探究】  後半は理数探究の発表です。Fさんは迷惑メー...

塩崎先生の絵が科学雑誌の表紙に!

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👆3月10日発売予定の『別冊 鯨と人類』 (Newton別冊、ニュートンムック)。表紙は昨年皆さんが教わっていた美術の塩崎先生が手掛けています!!「クジラ」×「科学」×「浮世絵」。ダイナミックですね!   ご予約は こちら から行えます。クジラ好きな人もそうでない人もぜひ😊 昨年の今頃、美術クラスの人達は先生のご指導のもと 自画像を描いていました ね~。懐かしいですね。  先生のご活躍は勢いを増すばかり…昨年の大阪万博でも、飯田グループパビリオンで 先生の浮世絵アニメーションが上映されていたりした のですよ。 これからもあちこちで、先生の作品に出会うことがあるかもしれないですね!

研修旅行発表会

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 本日の探究の時間では、研修旅行発表会を行いました。 事前に調べたことと、実際に現地に行って分かったことをまとめて発表。沖縄・奄美・東北・マレ―シア・韓国とすべてのコースの発表を聞くことができました。 テーマが多様で、面白かったですね! 本日は保護者の方に公開しました。ご多用の折、足をお運びくださりありがとうございました(70名超の方々にいらしていただきました)。無事研修旅行を終えられたのはお家の方のご支援があってこそ。温かくお聴きいただき、ありがとうございました。   いくつかお寄せいただいたご感想を紹介します。 ・ 資料も各班見応えがあって立派にフィールドワークをしてきた様子がうかがえ嬉しく思いました。学びと楽しみ両方を経験できたことが伝わってきて、参観可としていただけたことありがたく思います。 ・修学旅行としての友と楽しいひと時を過ごす時間と、研修旅行としての役割がとても良く充実したイベントだと思います。研修では各地の歴史や文化の違いを地域の方々から聞いたり調べたりと短時間で良くまとめ上げてました。これを機会に他国や他の地域に興味を持って行ければ良いと思います。 ・生徒たちがそれぞれのテーマに沿って調べ、体感し学び得たことをしっかりまとめられていて良かったです。現地の方との交流がより深い学びになり、修学旅行が有意義なものになっただなぁと感じました。 学んだことを我々大人も含めて知識だけで終わることがないよう今の自分にできるアクションをしていくことが大切だなぁと生徒たちの発表を聞いていて改めて気付かされました。 秋の公開授業が平日で行けなかったので我が子の様子が見られて有り難かったです。 ありがとうございました。 ・ 研修旅行に向けて、皆さんとても具体的な問題点に関心を持って下調べや現地での調査をしていて、どの班の発表も勉強になりました。現地の方に調査となると、質問の内容や伺い方などのサポートも大変だろうと思うのですが、貴重な機会を作っていただいて有り難く思いました。 ・普通の修学旅行と違い、現地について深く掘り下げて色々な事を考えていく研修旅行はより 一層思い出も深く残って良いものだなと思いました。   こうするともっとよかったのでは、というご意見も様々頂戴しています、ありがとうございます!いただいたご意見についてこちらで検討し、次...