課題図書紹介『鏡のなかのアジア』『聞く技術 聞いてもらう技術』

 期末テストの課題図書紹介です。

📖谷崎由依『鏡のなかのアジア』(集英社文庫)


✎『鏡の中のアジア』は、全5編から成る短編集です。チベット、台湾の九份、京都、インドのコーチン、マレーシアのクアラルンプールといったアジアの都市が舞台になっています。この本を読み進めると、日常ではあまり使わない言葉や、アルファベットによるルビや擬音が多用されていることに気づくと思います。このような文章の書かれ方は、普段見ることが少ないため、少し読みづらく感じる人もいるかもしれません。しかし、これらの工夫によって、この小説は、現実とは切り離された情景を生み出しています。ぜひ、この小説を読んで、幻想的な世界に浸ってみてください。(6組T君)


📖東畑 開人『聞く技術 聞いてもらう技術』(ちくま新書)



✎『聞く技術、聞いてもらう技術』は、一言で言うならば、人の話を聞くためには、まず自分の話を聞いてもらうのが大切だということを説明した本です。

 例えば、人間関係で揉めているとき、本当なら対話が必要なのに、自分の意見を押し通そうとして相手の話を聞こうとしません。なぜこのようなことが起こってしまうのか、こういうときにはどうすれば良いのかを、筆者は自身の心理士としての経験を交えながら、柔らかい文章で教えてくれます。

 ほかにも、日常的に使える、「聞く」とき、「聞いてもらう」ときのテクニックを紹介してくれて、役に立つ情報を楽しく読み進めることができます。特に、日常の中で、相談を聞いてあげられずに困ったり、相談を聞いてもらえずに悩んだりしたときに、ぜひ読んでみてください。(1組 S君)


明日から期末テスト2週間前ですね!コツコツ頑張っていきましょう。