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塩崎先生最終授業

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本日3・4限、塩崎先生の最終授業(1年6組)が行われました。 皆、真剣に自画像(油絵)の仕上げに取り組みます。 お気に入りの背景を描き、その上に自分の顔を描いていきますが、皆本当にそっくり! "自分らしい"表情をキャンバスの中に収め、丁寧に色を乗せていきます。「自分の目に映る自分」を再現するのって、ちょっと不思議な感じですね。 完成!どれも「わぁ~、○○さんらしいね~!!!」と歓声を上げたくなるような傑作でした。質感の表現が秀逸です! 顔を隠していても誰だかすぐにわかっちゃう…特徴をそれぞれつぶさに表現できていてただただ感動。 こちらは、同じ表情を再現してくれた皆さん。ブラボー!絵も実物も超カッコイイよ!!! 授業終了後、富澤先生から花束💐が贈られました。 塩崎先生から最後のご挨拶。「僕を嫌いになっても、美術は嫌いにならないでくださいね!」…元ネタ皆さんはわかりますか?笑 いやいや、嫌いになんてなりませんとも、先生はずーっとずーっと憧れの存在です! 最後は7組・8組の皆も駆けつけ、先生を囲みました。 20余年間本校教育に携わってくださいました塩崎先生、中杉卒の先輩として&第一線でご活躍なさる芸術家として、ときには粋に軽やかに、ときには深い眼差しで、走り続ける素敵なお姿を私達に見せて(魅せて)くださいました。 先生、ありがとうございました!先生に薫陶を受けた最後の中杉生だということを誇りに、62期生はこれからも頑張ります!

様々な学習発表

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 学年末が近づいていますが、様々な授業で発表形式の授業が行われています。 こちらは英コミュ。昔話や童話をちょっとアレンジした創作を紹介、という授業です。 👇️こんなふうに三匹のこぶたをモティーフにちょっと変えたものや… 👇️こちら、なんだか分かるでしょうか?「カチカチ山」だそうです。 2回の戦闘に勝利し、「カチカチ(win・win)」だそう!アクションシーンとギャグが満載の作品となりました… 続いては音楽です。総まとめの授業として、それぞれが思い思いの演奏や歌を披露する、オリジナルの音楽発表会が開催されました。 楽器や歌等の発表形式がバラエティーに富んでいて、知られざる友達の意外な一面も見られた楽しいひと時でした。みんな一生懸命練習した様子が伝わり、温かい拍手を贈り合いました👏👏 中杉はグループワークや発表(アウトプット)の機会が多い学校です。一年過ごしてみて、「共育と共創」の姿勢がこうして少しずつ身についてきたなと実感したのでは…? (英語も音楽も、今回は3組さんの様子をお伝えしました!)

学年末試験時間割・答案返却日時間割

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 本日より、学年末一週間前となりました。なんだかあっという間ですね。 学年末試験、火曜日から始まります。間に休みが入らずに5日間通しで続きます、体調を整えて臨みましょう! 試験が終わると、次の登校日は17日となります。答案返却日時間割も載せておきますね。1年生の終了時刻は13:05予定です。(連絡が多くなる場合は、多少延びるかもしれません)

2月22日の探究(プロジェクト別学習2回目)

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22日の探究は、前回に引き続き研修リーダープロジェクト/アカデミックプロジェクトに分かれて活動。 研修リーダーは、前半は 2年生の発表 に合流させていただきました! 後ろにいるのが1年生です 各コースの代表となった班が研修旅行を終えての発表を披露。先輩達がどんな問いを立てて、どう現地でアプローチし、どのように答えを導き出したのかを聞くことができました。 (研修旅行後の発表を1年生が聞かせてもらうのは初めての試みです) これから研修リーダーは「問い」のモデルを作っていきます。先輩達の着眼点がとても参考になりました! こちらはアカデミックプロジェクト。やりたいことが似ている人達でグループを作り、何をやろうか話し合いました。 文化活動。まずは歩き回り、趣味や興味が似ている人を探しているところです グローバル。テーマを深めようとして話し合っているところです 商学経済学&法学政治学。「スポーツ」「企業連携」「校則について」「選挙」等、やりたいことのキーワード別に集まり、何ができそうか考えているところです 今年度の探究はあと1回。次年度に向けての計画を引き続き立てていきましょう!

PBL発表会・皆の感想より

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 一昨日のPBLの感想を少し紹介します。 1.浅草フィールドワーク発表 ✏️色々な人にインタビューした結果を知ることができ、まさに事前で学んだことを現地で確かめるフィールドワークのあり方が体現されていてすごいなと思いました。 ✏️仮説と実態が異なっていたりと、知っているつもりでも、やはり調査をしないと分からないことがあるので、自分の理論を実際に検証することは大切だと感じた。 ✏️インバウンドの需要が高まり、外国人観光客が増加している浅草ならではの「ごみ問題」について調べたこと、この問題に対応するために、日本語だけではなく、英語、中国語、韓国語での独自のポスターを作って啓発をするという行動がすごいと思いました。 2.「聞くことの意義」 ✏️「聞くこと」がどれだけ人に影響を与えるのかを初めて知りました。自分は前までは聞くことより自分で読んだりした方が勉強とかでも頭に入るものだと思っていて、それは発表を聞くまでは変わりませんでした。この発表では語り手の話を聞いている人の心拍数の変化や因子の放出種類など、色々な根拠が提示されたことで「聞くこと」は感情の揺さぶりを激しくすることを実感しました。この発表を聞いて、自分も一回語り部の方の話を聞いて、その効果を実感してみたい、と思いました。 ✏️東北の研修を最大限に生かしてて、研修をちゃんと意味のあるものにしていていい発表だと思った。聞くことでしか得られない効果というのが、まさにそのとおりだと思った。語ることで歴史に残すというこの慣習が続くことの価値を感じた。 ✏️東日本大震災についてどれだけ知っているか、と聞かれた際に、たしかに自分の知識はとても少なく、温度のない情報ばかりだなと感じました。それを実感したことで、当時2歳程度であり、東京に住んでいる私からすれば生きている間に起こったことでも、とても昔の事のような、教科書の中だけの事のような、現実味の無いものだったのだと気づきました。だからこそ、先輩が最後に仰っていたように、一度でもいいから、実際に東日本大震災を体験し、語り部として伝えてくださっている方々のお話を聞いてみたいと思いました。また、テレビでは時々、戦争やそれ以外での語り部の減少・高齢化を問題として取り上げているのを見ますが、私はそれを見る度に映像として残すのではダメなのだろうか、と感じていました。しかし今回、論文...

PBL発表会(2月19日LHR)

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 昨日のLHRは「PBL発表会」を開催しました。 「PBL」とはProject Based Learningの略で、自ら問いを立てて、自分なりに根拠を探し、答えを導き出す学習活動です。つまり、現行カリキュラムで実施している"探究学習"のこと。 中杉の探究学習は「C.S.Journey」(※C.Sは「中杉 C hu S ugi」と「 C reative  S elf-motivated」を掛けています、知ってましたか?)と呼んでいますが、3年間かけて社会に出る準備をし(1年次)、仲間と試行錯誤しながら社会に参画し(2年次)、自立に至る(3年次)…という旅になぞらえています。 昨日は1年生のフィールドワークの発表1つと、3年生の研究発表3つを皆で聴きました。 フィールドワーク代表として発表したのは浅草3班の皆さん。「観光地浅草では、ゴミ問題にどう取り組んでいるのか」というテーマを立て、仮説を考え、現地で実際にインタビューや調査した結果わかったことを発表しました。 人力車に乗ってもお店に入ってもゴミ対策についてインタビュー、散策中もゴミが落ちていないか歩道をくまなく観察…なかなか普段の観光ではやらない行為ですよね。笑 フィールドワークならではの、いつもと違った視点から街が見えてきたのではないかと思います。 この班は現地訪問を終えて、日本語・中国語・ハングルでポイ捨てを呼びかけるポスターを試作していました。自分達にできることをやってみようと一歩踏み出す、探究でとっても大切なことですね! 続いて3年生3名の卒業論文&理数探究発表を聴きました。 ①「聞くことの意義~東日本大震災の語り部に基づく胸に迫る語り~」 文コース・石川さんの卒業論文発表です。 石川さんは、昨年研修旅行で訪れた東北で聞いた語り部の方による震災のお話に強く胸を打たれたことをきっかけに、「なぜ語りが人々の心に響くのか」「語りは震災の教訓を受け継ぐツールとなり得るのか」という視点から卒論を執筆しました。研修旅行で聞いた語りの文字起こしをしたり、YouTubeでの語りの記録を再生しながら内容を分析したものを表にまとめた結果、書物や資料に触れるだけでなく、対面で"聞く"ことが大切なのだという結論に至りました。 ②「ラーメン二郎論~「食べログ」の口コミから見るラーメン二郎における...

課題図書紹介 重松清『また次の春へ』(文春文庫)/シェイクスピア『ヴェニスの商人』(新潮文庫)

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学年末テストで問う2冊です。 まずはこちら。 📖重松清『また次の春へ』(文春文庫)  研修旅行先が舞台の小説、第二弾。今回は東日本大震災を扱った重松清の短編集です。思いもしなかった突然の別れ、失われたそれまでの当たり前に過ごしていた穏やかな日々、震災は容赦なく希望に満ちていた"明日”や"小さな幸せ"を奪っていきます…。それでも、皆それぞれの足取りでささやかな日常を取り戻していくべく、生き続けなければなりません。作品の中の登場人物がそれぞれどんな思いで、どんなふうに日々の中で歩き出そうとしているのか、皆さんも追ってみてください。 「誰が悪いとか、誰のせいとか、もう関係ないよ。悪いのは運だけで、それが運命だったんだ」「やりきれないものをすべて運命が受け止めて、悪者になってくれる」 受け止めきれない現実に直面したとき、人は言葉にして乗り越えようとします。すぐに正解や納得する答えなんて得られないけど、さまざまもがきながら言語化することにより、起きたことを受け容れようとします。皆さんはどの言葉が響くでしょうか。 ✏️この本『また次の春へ』には、直木賞作家である重松清さんが執筆した7つの短編小説が収められています。表題作である「また次の春へ」など、これらの作品の多くは東日本大震災をテーマにしたものです。震災の被害によって大切な誰かを失った悲しみや苦しみを乗り越えようと、もがく人々やそれを支援する人たちの想いが細かく丁寧に書き表されています。日常を失った彼/彼女たちの心の内に触れてゆく度にきっと読んだ人の心が動かされることでしょう。 この本に収録されている作品の中には、過去に高校入試・中学入試やその模試などで国語の問題の題材として扱われたものもあるようです。もしかすると懐かしさを感じる作品もあるかもしれないので、一度読んでみてはいかがでしょうか。(1組 H君) 📖シェイクピア『ヴェニスの商人』(新潮文庫) 二冊目は有名な古典作品『ヴェニスの商人』。 前回の『経済学』の本を読み、「意外と面白かった!」という声が多く聞こえましたが(そうでしょう?中大や本校の先生方が高校生にそう思ってほしくて執筆なさった渾身の一冊です)、この作品も、経済学と絡めて語られることが多々あります。有名なのは岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』(筑摩書房)。その他、作品をベース...

本日の探究(研修リーダー/アカデミック・プロジェクトスタート)

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 本日の探究は、2年生の「プロジェクト別学習」に向けた顔合わせを行いました。 「研修リーダープロジェクト」5コース、「アカデミック・プロジェクト」5コースの計10コースに分かれます。「研修リーダー」は来年の研修旅行に向けて一足先に現地について調べ紹介するコース、「アカデミック」は中央大学の先生にアドバイザーとなっていただき、自分達が探究してみたいことに取り組むコースです。以下、10コースにそれぞれが集まり、顔合わせを行いました。 【研修リーダー】 ①沖縄②奄美③東北④韓国⑤マレーシア 【アカデミック】 ①法学政治学②商学経済学③文化活動④グローバル⑤STEAM それぞれ30名前後(最大35名)。いつものクラスより少しコンパクトサイズです。 これまで2年生になってからスタートしていたのですが、これまで(現2年生・3年生が)実施してきての振り返りを踏まえ、顔合わせやグルーピングを前倒ししてみてもいいのではないかとなり、この学年(62期)は本日からスタートしてみようということになりました。 ということで、2月からのプロジェクト学習始動、初の試みです。 今日はアイスブレイクの回。自己紹介をしたり、これからやってみたいことを考えたり。 マレーシアコース 沖縄コース 沖縄と聞いて思い浮かぶキーワードを挙げました 手前は商学経済学、後ろは法学政治学 2年生になったら1プロジェクトにつき1教室で、1名の担当教員がつくのですが、今年度のうちは基本的に8名(担任)の教員が主に見守ります。部屋と教員数が限られているので、なかには1つの教室に2つのプロジェクトが入っていたり、生徒がすべて司会を行ってくれたりしたプロジェクトも。ちょっと環境が十分ではありませんが、工夫しながら準備を進めていきたいと思います。2年次のスタートに向けてゆっくり歩き出しています🌸

心静興長

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書道同好会、1年生4名の力作です。第9支部(杉並中野地区の私立高校)の芸術科の先生が主催している検定試験に出す作品だとのこと。  「心静かなれば興(きょう)長し」…心静かに生きると興趣も長く深いものとなる、という意。慌ただしく、目まぐるしく、さまざまやらなければならないことが積み重なり、ときには気持ちが乱れ、いったん立ち止まってゆったりと考える時間も十分に持てないまま過ぎていってしまいがちな日々ですが、そのような忙しさに流されてしまいがちなときこそ、穏やかに静かに心を保ち、耳を澄ませて自身の奥底に潜む声を聞くことが大切ですね…。 さて、本日はバレンタインデーでした。 教員室にも愛を届けてくれた生徒が!嬉しすぎます!わざわざ来てくれてありがとう! ↑え、なんかこれ綴りが違う、と思ったら、「ギャレンタインデー」という言葉があったのですね!しかもその日はバレンタインデーの前日2月13日だとのこと。ちょっと合わない台紙になってしまいましたが、ご容赦ください…。 この心のこもった力作の数々をご覧ください💕ラッピングまで一つ一つ丁寧に仕上げたんだろうな、と想像するともったいなくて食べられません…😖 (本日の朝テストの漢文をYouTubeで夜通し流しながら作った人もいるとか。おつかれさま!) …と言いながら、あれ?私があげたのがない!と思う皆さん、それは既に教員の胃袋に収まっております…😅とーーーっても美味しかったです、ごちそうさまでした。 さまざまなことが思い起こされ、どうしていけばベターだと思える解になるのかいまだよく見えていない私達ですが、このブログでは、色々な思いを抱えつつも、また日常を綴らせていただければと思っています。皆さんも、悲しい思いが溢れ出しそうなときは、ぜひ話しに来てくれればと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

一般入試が行われました

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 昨日は一般入試の日でした。受験生の皆さん、中杉を受けてくださりありがとうございました。 今回もあらゆるところで補助員さんが朝早くから活躍してくれました。ありがとうございます。(写真がありませんが、朝の荻窪駅でバス停まで誘導してくれた生徒も。寒い中、テキパキと笑顔で働いてくれました。) さて、入試に伴う自宅学習期間も終わり、明日から皆さんは登校再開です。明日は👇️の進路志望調査を忘れずに!修正液は使えません、訂正する場合は二重線と訂正印でお願いします。保護者の方のサインと印鑑が必要です、必ずご記入と押印をもらってきてください。 ※今回は第6志望まで書いてみます。この機会に、2年後3年後の自分を想像してみましょう。お家の方とも希望進路について話し合ってみてください。