「裁判員ラウンジ」参加(探究・法学政治学プロジェクト)

ちょっと遅い報告になってしまいましたが… 

3月15日、探究(アカデミックプロジェクト)の「法学政治学プロジェクト」に属する4名で、専修大学で行われた「裁判員ラウンジ」に行ってきました。



このメンバーは、裁判傍聴に興味がある仲間として集まった人達(元1年6組!)です。「裁判員ラウンジ」というのは専修大学の飯教授(法社会学)が定期的に開いていらっしゃる、裁判員を経験なさった方々の語りを聞いたりする会です。この日は、大学生時代に裁判員を引き受けた方のお話を皆で伺いました。フロアには裁判員を経験なさった方や法曹界の方や刑務官の方等がいらして、さまざまな立場からのご意見を伺うこともできました。


  
中杉生も頑張って自身の思いを発言しました!


「市民の声」を司法に取り入れるために導入された裁判員制度ですが、果たして自分が選ばれたら、自分が発言した内容は裁判で取り入れるべき「市民の声」となりうるのでしょうか?「市民の声」っていったいなんなんだろう…?と根源的で哲学的と言うべき問いに向き合うひとときとなりました。



⬆️は、いただいたパンフレットです。18歳になったら高校生でも裁判員になる可能性が生じます…もし通知が来たら、皆さんは引き受けますか?もし引き受けるのに抵抗を感じるなら、何が理由なのでしょうか?引き受けるとするならば、何が必要となってくるのでしょうか?…まだまだ考えるべきことはたくさんある制度なのだと、この会に参加して改めて感じることができました。



4月から問いをもっと具体的な形に絞り込み、何をどう探究するか、メンバーと検討を深めていきます。これからが本格的なスタートですが、この日はそのスタートを切るためのたくさんのヒントをいただけました。

✨️新✨️2年生の皆さん、いよいよ新学期が間近に迫ってきましたね。4月からも皆で探究を楽しんでいきましょう!