探究 夏休みの宿題を応募しました

 夏休みの探究の宿題は「身近なSDGs」をテーマとしたポスターや、SDGsに関する各種コンテストへの応募作品の制作でした。なにか一つ自分で選択し、各自で取り組みました。

ポスターは探究の授業内で発表し、文化祭でも展示しました。ご覧になっていただけましたでしょうか?自治体や企業等のさまざまな取り組みが知れたことと思います。



そして昨日はビジネスプランを提出するコンテストの〆切で、各々完成させたプランを提出しました。
自分のプランを記すだけでなく、何年後にどのくらい利益が出るか計算し、収支計画を出さなければなりません。皆、ああでもないこうでもないと、頭を捻りながら数字を記入していました。こうして一つの案を形に表したことは、いい経験となったのではないでしょうか。SDGsについても、ものづくりについても、ビジネスとして成り立たせようと考えることについても、「自分ごと」として考えられるきっかけになったのでは😊👌歯応えのある課題に取り組んだ皆さん、おつかれさま!

プランに記されていた感想を抜粋してご紹介します。


📝 このプラン作成で、ビジネスを成功させることがとても難しいことであるとわかりました。どんなにいいアイデアが浮かんでも、実現とそれに向けた周到な用意、準備もとても大変なものであることを実感したからです。
 プラン作成を通して、10ほどの様々なアイデアを試行錯誤しました。人のためになり、かつ利益もあげられるビジネスを考えるための想像力、アイデアを実現させるために必要なものや金額を考えて、現実的なものにする創造力、そのどちらもの力を伸ばし、全力を出すことができたように思います。これからも、日常の些細なところに目を向けてみる姿勢を持ち続けたいと思います。(1組)


📝私たちは、熱中症というよく耳にする課題を改善できるようなプランを作成することに決めました。ビジネスだから利益を出さないといけないけれど、お金を払ってこのサービスを受けたいと思ってくれるような金額設定にしなければならなくて、そこのバランスをとらないといけないということが難しかったです。考えていく中で、日常的にあるサービスは、そのバランスがうまく取れていて、消費者に買ってもらえるまで膨大な時間がかかったんだということがわかりました。今までビジネスについてあまり考えたことがなく、何度も行き詰まったけれど、5人のスケジュールをうまく合わせてなんとか完成させることができました。あと数年で社会に出ていく私たちにとって、これは貴重な体験になりました。(3組)


📝あまり身近ではなかった問題を解決しようとするプランを考えることが少し大変でした。しかしネットニュースなどで現代社会で問題視されていることを調べることによってアイデアを考えつくことができました。また、調べているときに社会にはまだ解決されていない様々な問題があることを知って驚きました。そしてより一層このプランを作成することによって少しでも役に立つことができるようになるといいなと思いました。また、既存のサービスと被らない、独自性のある、世の中に役に立つプランは難しかったです。なにかいいなと思った案があっても調べてみるとすでに同じようなものやサービスがあったので新たに自分で一から考え出すというのはとても時間がかかって大変なことだと思いました。(4組)


📝プランを考えてそれを計画書まで書くという細かい作業をしたのは、はじめてだったので一見簡単に成功しそうなものも裏では成功するために綿密な計画が立てられているのだと知り、社会の仕組みを少しでも体感できたことは、良かったなと思った。他の人のとアイデアを共有してみると、どちらも日常生活のちょっとしたことであるが、それに対する切り込みが異なることで、多種多様なアイデアが生まれていくんだなと感じた。プランは今回ただのアイデアではダメでお金稼ぎをしなければいけないというのが、私は一番難しく感じた。(6組)


📝今までビジネスについてや、自分だったらどのようなビジネスをやるかを考えたことがあまりなく、今回のビジネスプラングランプリで初めてビジネスについて考えた。プランを考える前は、ビジネスはすごく難しいものだと思っていたけど、自分の頭に浮かんだ発想をつなげて組み合わせてプランを考えるのは頭が整理されていく感じがして楽しかったと思う。また、年間収支計画を考えることとプランの穴をできるだけなくせるように要素を付け足していくことは私にとって難しくて、完璧にはできなかったけど、あれこれ考えてプランに磨きをかけていく時間はとても意味のある時間だったと思う。これからも生活の身近な部分に目を向けてビジネスのかけらを探していきたい。(6組)


📝今回、普段からもったいないと思っていることについてのビジネスプランを立ててみて、身の回りにあるがあまり注目してこなかったり、なんとも思っていなかったもったいない課題について深く考えることができた。その課題について、どうすれば「もったいない」を解決できて、さらにはより多くの人に良い結果をもたらすことができるのかを同時に考えることは難しいことではあったが、SDGsの視点などから今回のプランを考え出すことができ良かったと思う。プランの実現のために考えられる障壁や具体的な今後の計画、必要な経営資源、収支計画などは今まで取り組んだことがなく、とても大変なものであるのを今回体感し、ビジネスの難しさを知った。このビジネスプランの制作にあたり、薬品会社を経営する祖父への聞き込みを行ったことで、今の社会の市場における時代の流れと人々のニーズの関係性など、経済分野についての知識を得ることができ、関心をもつことにつながった。今回計画したビジネスプランは一例に過ぎず、身の回りにもったいないものはまだまだ沢山あると思うので、これからはそのような「もったいない」ことを見つけたらそのままにせず、どうすればその「もったいない」を解消できるかを考えるようにしていきたい。その過程で自分たちがやりたいことを見つけ、将来仕事として取り組んでいければとても良いとも考えた。(6組)


📝世の中にあったら便利なサービスは思いつくが、ビジネスプランとして実際考えたとき金銭的な観点で利益を出すということの難しさを実感した。
また、生活していく中で自分で商品開発をするということを意識するだけで、世の中にあったら便利なものが思い浮かんだり、世の中の不便な点などにより目を向けられるようになった。
自分でプランを一から考えるということはすごく大変で難しいことだったが、自分でアイデアを考え解決のためにプランを考えていくのは楽しかったので、これからもそういう視点は大切にしていきたいと思った。(7組)


📝僕たちの学校は最寄り駅から遠く、バスで通っている人が多い。そのためバスが混んでいると乗れないことが多く待つのが長いことも多々ある。その時に暑さや寒さで困ることがあり、プランを思いつくことができた。しかし、このプランで利益を得ることが難しくて利益を得る方法を考えるのに苦戦した。このプランは利益を上げることよりも過ごしやすい地域を作るために必要だと思った。過ごしやすい地域を作るためにもこのプランが実現できればいいと思っている。(7組)


📝たった一つのアプリを作るだけでも、こんなにも色々なことが考えられていると知り、驚いた。普段から活用しているアプリゲームが、一体どれだけの人が関わっていて、どれだけのお金がかかっているのかと思うとありがたい気持ちになった。 人件費や開発費が思いの外大きくなってしまい、なかなか利益を出すことができなかった。コスト削減を削減することの大変さを味わえた。 今回は一人でアプリのプランを考えたが、アプリの機能や費用を自分一人で考えて決定していくのは、思っていたよりも大変なことだった。また機会があれば、今度はチームでプランを考えていきたいと思った。(8組)


📝いざ自分で役に立ちそうなものを考えてみると、既存の商品がすでにあったり、あまり現実的でなかったりしたなど、大変なことがあった。でも、よく考えると似たような商品がこの世の中にはたくさんあるし、その中で商品の競争をしているわけだから、実際に商品を開発している人は素晴らしいなと思った。(8組)


📝今回、自分で商品を考えてみて売上のことや料金設定などといったお金に関するものを決めるのが難しかった。また、頭の中のアイデアを文字おこしする作業が大変だった。世の中にある製品やサービスはこれ以上の細かなプランから出来上がっていることに気づかされ、感心した。 ただもののプランを考えるだけでなく、人件費や制作の過程なども考えなくてはいけなくものづくりの大変さがわかった。(8組)


📝クーリングキャップを再現し、ドライヤーで髪を乾かす前に頭部を冷やしてみた結果、ドライヤーの時間が短縮され、汗をかく量が減りました。また、ドライヤー中も頭皮が冷たく、リフレッシュされる感覚がとてもよかったです。

また、ドライヤーの高温から頭皮を守ることで、髪のダメージを軽減することができると思います。

日常生活で一番困っていたので、解決できる案を考えることができてよかったです。(8組)