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6月, 2024の投稿を表示しています

1学期最後の探究の時間(C.S.Journey)

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1学期最後の「探究」の時間( 6月29日(土)2限)は、日本政策金融公庫から森理様をお迎えし、ビジネスアイディアを生み出すためのお話をいただきました。 司会は探究委員です🎤🎤堂々と進行していました! 講演タイトルは「オリジナルのビジネスプランを作ってみよう!」今までに、全国の高校生が生み出したビジネスアイディアをご紹介くださいました。日常で感じる「不便」や「不自由」なことから、こうなったらいいのに…と考え、ビジネスアイディアに発展させていく、というお話にワクワクしてきました。 フロアからは質問も。夏休みの課題はビジネスコンテスト出品だけではなく、いくつかの選択肢から選べますが、どの課題にも応用できそうな考え方でしたね! 1学期で学んだSDGsについて、今度は自分も取り組めそうな案として具体的に形にし、発信していきましょう! ユーモアを交えたお話をいただき、楽しいひとときとなりました。森様、ありがとうございました。

テスト5日前!

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期末テスト5日前、陽射しもすっかり夏らしくなってきました。 昼休み、体育館では元気に体を動かす1年生の姿が。(2,3年生は主に第二体育館でバレーを楽しんでいるようです🏐バレーをやりたい人は先輩達に混じっているとか。いいですね☺) バスケ勢は体育館前のロビーでランチを済ませて準備万端! 食後、束の間の息抜きタイムです🏀 (シャツの色でチームを分けているのかと思いましたが、そうじゃないとのこと) 勉強も大切ですが、こうして友達と軽く運動するのも気分転換になりますね! 教員室前の廊下では、スキマ時間を生かして先生に質問に来る人も。わからないことは、遠慮せずなんでも聞きに来てくださいね! テストまでもう少し。みんなで元気に乗り切りましょう!

課題図書紹介 朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』(集英社文庫)

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  中杉課題図書100冊の旅、11冊目はこちら。確認テストは期末試験にて。  (すみません、長らく下書きのままになって公開していませんでした…テストは終わってしまいましたが、ぜひレビューをお読みください!) 📖「桐島、部活やめるってよ」――この本の題名を見て、まず桐島のことが気になるだろう。しかし、この本には桐島本人は出てこない。だが、彼の存在は同じ学年、部活の人達の発言によって背理法のようにはっきりと浮かび上がって来る。 各章にはそれぞれの悩みを持った少年少女が描写され、桐島が退部したことがその悩みに大きさは違えど関わってくる。 高校という大きな空間で、その少年少女達の小さな一つ一つの関わりを繋ぎ止めてこの物語はできている。桐島の存在もまた登場人物たちを繋ぎ止めるためのとても大きいビスのひとつなのだ。 その高校の中でも、桐島は学校の力関係を担うとても大きなビスであった。 桐島が退部したことですぐに変わり変わり始める力関係。しかし、関わりを繋ぎ止めるビスは緩まない。その違いによってこの物語は成り立っていると私は思う。 (3組図書委員・H君) この本で繰り広げられるのは、「桐島」が実際に登場することがないからこそ成り立っている世界。「不在」の意味について、昨年度卒業した59期生の一人が本校の卒業論文(3年生になると6000字以上の論文を作成します)で論じていました。たしかに、桐島はカリスマ性を有していて、宗教性と結びつけて論じられる面がありますよね。そして、そう論じていくと、周囲を取り巻く生徒達の成長が見えてきます。 ↓彼女の作った発表用スライドと論文はこちらです。よかったら覗いてみていただければ。 発表用スライドは こちら 論文はこちらです(ちょっと読みにくいので、じっくり読みたい人は図書室に行ってみてくださいね。) タイトル:『桐島、部活やめるってよ』桐島不在の意味するもの サブタイトル:スクールカースト内での信仰対象という位置づけ

ようこそ卒業生!

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 本日のLHRは、「ようこそ卒業生」でした。 各クラスに前半2名、後半2名(計4名)の卒業生が来てくださり、大学生活についてのあれこれや、高校時代に力を入れて取り組んで良かったこと等をお話しくださいました。 それぞれ異なる学部の先輩だったので、中央大学の情報をたくさん得ることができました。 寮生活を送る先輩も。国際寮に入り日々異文化に触れている、というご経験談も聞けました。 国際経営学部の授業は10割英語!と語る先輩。夏には留学も控えているそうです。 それぞれの学部でどんなことを学んでいるのか、具体的なお話も伺えました。 アルバイトやサークルについてのお話も。 高校時代の勉強は課題図書と卒論が役に立ちました!と語る先輩も。 なぜその学部を目指すようになったのか、というお話も大変参考になりましたね。 今まで描いていた各学部についてのイメージがガラリと変わった人もいたことでしょう。 終了後に控室を訪ね、熱心にアドバイスを聞きに行く1年生も続出。 大学について初めて知ることも多く、生き生きと活躍する先輩方に触れて大いに刺激を受けました。このような機会があると、自分の中で選択肢が増えますね。 先輩方、ありがとうございました!!!

「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」スタートアップ講座実施

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 本日放課後、「 服のチカラプロジェクト 」のスタートアップ講座を実施しました。 「服のチカラプロジェクト」とは、UNIQLOとGUがコラボし、NHCR(国連難民高等弁務官事務所)とともに取り組む 、小・中・高校生が対象の参加型の学習プログラム(ボランティア活動)です。中杉は、生徒総務会のメンバーと有志の生徒達がチームを組み、数年前からこの活動に参加しています。 本日は、スタートアップ講座としてファーストリテイリングの社員の方がご来校、出前授業を行なってくださいました。 世界の情勢を知り… グループで体験ワークを行いました。 テーマは、「自分がもし明日、紛争に巻き込まれて逃げなくてはならなくなったら、何を持ち出す?」です。7つのアイテムに優先順位をどうつけるか意見交換をしました。 スマホは売れればお金になるよね…、家族の写真は置いていくと一生後悔するんじゃない…?薬は生死に関わる大切なものだよね…等、思いを巡らせつつ話し合います。 学年関係なく、お互いが率直に思ったことを述べ合えるのも貴重な空間ですね。「自分事」として世界で起きている出来事を捉えること、こうしてやってみると私達にとって本当に必要なことだと実感します。 メンバーはこの後、夏から秋にかけて近隣の小学校や幼稚園に呼び掛け、着なくなった子供服を回収します。文化祭前後でもご来場者から回収をいたしますので、どうぞご協力よろしくお願いします。

課題図書紹介 宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出文庫)

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  中杉課題図書100冊の旅、10冊目はこちら。確認テストは期末試験にて。 本作が芥川賞を受賞したとき、作者の宇佐見さんは21歳でした。 「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」から始まる主人公が捉える世界。主人公の世界は「推し」なしでは成り立たない――あかりは、しばしば「推し」を背骨に例えたり、「推し」の存在がなければ生きる意味がないと語ったり、生命を維持するうえでの拠り所を「推し」に据えていますね。でも、どこかで冷静さを失わない。 例えばこの語り。面白いと思いませんか。 学校がないぶん今までより集中できるかもしれない、推しを推すだけの夏休みが始まると思い、 その簡素さ がたしかに、あたしの幸せなのだという気がする。 「推し」を「推す」だけの夏休み――それって「簡素」なの?「贅沢さ」や「至福の悦び」なんて言葉は入らないの?「推し」に依存しているようでいて、どこか第三者的な視点から自分を見つめつつ生きる、そんなあかりに読者の私達は引き込まれていきます。 結局、〝推す〟とはどのような行為なのでしょう。いたずらにはしゃぐのではなく、いたずらに閉鎖的な世界を作るのでもなく、自身の内奥と限りなく向き合い、そして自身を突き放す、そんなことを繰り返す行為なのかもしれません。 📖『推し、燃ゆ』の物語は高校生のあかり(主人公)という人物が推している人が炎上したところから始まる。その後、あかりが「推し」のためにする行動などが語られる。そのなかで僕が印象的だったのは、「推し」の星座占いなどのラッキーアイテムを自らが持って行ったり、「推し」の情報を赤シートなどで隠し覚えたりするなどといった描写だ。あかりは昔から姉とは違い、漢字や英単語などを覚えるのが苦手であったが、「推し」の情報は覚えることができた。好きな存在のことなら抵抗なく記憶できる、という勉強面との対比が鮮やかだった。また、「推し」が燃える前と燃えた後であかりの性格が少し変わり、昔の自分のブログを見ると恥ずかしくなってしまっているという場面は大いに共感できた。「推し」がいる人は身近にも存在するので、私達にとって馴染みやすい物語だと思った。 (3組図書委員・Iくん) 📖「推し」という単語を日常でよく聞くようになったのでは無いだろうか。一日の中で何度も聞くこの単語だが、一体「推し」とは何なのか。人それぞれ何が「推し」の対象なのかは様

今週の探究(C.S.Journey)「日本と途上国の課題解決とは」

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 今週の探究は、日本の課題・ザンビアの課題を同時に解決する方法を考えよう…というテーマでした。 今週も探究委員さんによる進行です! これらの写真からどのようなストーリーが考えられるか、グループごとに話し合いました。 今回のキーワードは「バナナペーパー」🍌でした。通常は捨てられてしまうバナナの茎を、日本の古紙と混ぜ、再生紙として蘇らせ有効活用する…というもの。現地の雇用も増えるし、日本の紙の大量消費問題の解決の一助にもなる、というストーリーでした。 最後に、実際にバナナペーパーが作られていく様子を収めたザンビアの動画を皆で観ました。SDGsのどの項目にも当てはまる解決策になる、ということを知ることができました。 どうしたら世界が良くなるだろう?――自分の国だけでなく、地球規模で捉えるということがこれからも必要になってきますね。そして、「先進国」「途上国」というステレオタイプの区分で捉えるのでなく、お互いに助ける/助けてもらうという視点が大切ですね。 さて、本日は水曜日のLHRで行った「調査中」の表彰も各クラスで行いました。 商品は…陸上競技部・チアリーディング部・硬式野球部のユニフォームを模したマグネット!表・裏両面がくっつくので、クリップとして使えます。 「中大を知る」企画に相応しい副賞でしょう?ぜひ使ってくださいね。 オメデトウ!🎊